小学校高学年の私は、表通りの通学路を真っ直ぐ帰るのが面白くなくて、ちょっと裏道を通ったりして帰るのが習慣化していた。ある日の下校中、自転車乗った高校生男に道を尋ねられ、人気のないどっか長屋の裏みたいなところに行き着いた。

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